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英語の、今の日本語のなどを見つつ短きふみをものせり。計算機のことなども書けり。

いにしへのふみをこのみて源氏、更級など讀み侍るを、物の師につきてならひたるにしもあらねば、ひがこともあれ、あはつかに言葉たらぬこともありなむかし。をしへさせ給はばかたじけなくなむ。

Possible reconsideration of the banning of wikipedia in ancient languages edit

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うつはもの edit

  • 眞字を、今の、康煕字典のにせさするを書きつ(User:Leque/monobook.js)。使はせたまふは User:御名/monobook.js に書かせたまはば、上にタブあらたにあらはれむ。
    (現代日本語): 漢字の字体を康煕字典体、常用漢字体に変換する JavaScript を書きました。お使いになる方は、User:ユーザ名/monobook.js に User:Leque/monobook.js の内容をコピーしてください。上のタブの右側に字体変換用のタブが追加されます。

読みしふみ edit

いにしへのふみのほか、それを解きたるも読めり。

  • 『岩波古語辞典』(ISBN 4-00-080073-6) -- 「思ひ」「こころ」など、似たることばのけぢめも解けり。助詞、助動詞のことも詳し。圖表などは多からず、江戸のころのことばは多からざめり。
  • 『古典文法質問箱』(ISBN 4-04-326002-4) -- 文法のことくさぐさ
  • 『私の國語教室』(ISBN 4167258064) -- 歴史的かなづかひのこと
  • 『歴史的仮名遣い その成立と特徴』(ISBN 4-12-100810-3) -- かなづかひの歴史
  • 『平安朝文章史』(ISBN 4480085874) -- 平安のふみのさまざま
  • 『古文表現法講義』(ISBN 4-00-028033-3) -- 物語を作らむかしといふにて、事典にはつきづきしからぬもあれ、よきふみならむとなむ。
  • 『現代語から古語を引く辞典 』(ISBN 978-4385140421) -- かくかくはいつのことばなりけりとはあらぬはをしうなむ。傍によろしき古語辞典を置きてつかふべし。
  • 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 -- かなぶみにてらしつつからぶみよみのことばを解ける。

オンラインのいにしへのふみ edit

書きつけ edit

  • 先史時代
    • ハのくだり = pa やう
  • 奈良時代
    • ハのくだり = fa やう
    • サのくだり = ʃa やう
    • チ = ti
    • ツ = tu
    • かみつよの八十八のこゑ
  • 〜900
    • コ・ゴのほか、かみつよのこゑをわきためず
  • 〜950
    • コ・ゴをわきためずなりぬ
    • 拗ぢる音、撥ぬる音、促まる音を言ひそむ(オシサカ・オサカ・オムサカなどの例もあればうたがひもあり)
    • 音の便にて「聞きたり」を「聞いたり」などいひそむ
    • ことばのはじめに、にごる音、ラのくだりの音言ひならはしそむ
  • 〜1000
    • ア・ヤのくだりのエわきためずなりぬ
  • 〜1050
    • オ・ヲわきためずなりぬ
    • ことばのなから、しりへの f → w
  • ≒1200
    • イ・ヰわきためずなりぬ
    • エ・ヱわきためずなりぬ
  • 室町のころ
    • サ = sa
    • ス = su
    • ソ = so
    • チ = tʃi
    • ツ = tsu
    • ou, eu → oː 合音
    • au → ɔː 開音
  • 江戸のころ
    • ei → eː
    • はじめ
    • ジ・ヂをわきためずなりぬ
    • ズ・ヅをわきためずなりぬ
      • oː, ɔː をわきためずなりぬ
    • なかごろ
      • ことばのなから、しりへのガのくだりの音を ŋa とやうに言ひそむ。
  • 金田一京助 監修、五十嵐仁一 編、『上代仮名遣辞典』、小学館、1969

日本紀の訓みに見ゆる序数詞

  • 日(か)
  • 常、片、段(きだ)
  • 段(むら)
  • 種(くさ)
  • 兩(ころ)
  • 尺(さか)。シャクといふに同じなり。長さを言ふ。
  • 斛(さか)。百万石などいふ石(こく)に同じ。うつはの大きさなり。
  • 里(さと)。
  • 級(しな)。「冠位一級(かうぶりひとしな)」
  • 傾(しめ)
  • 頃(しろ)。広さをいふ。
  • 絛(たはり)
  • 廻(たび)。「あまたたび」
  • 隊(たむら)。「人にたむらあり」
  • 人(たり)。「ひとり、ふたり、みたり、よたり、いつたり…」
  • 月(つき)
  • 世(つぎ)。「三世の孫」
  • 杖(つゑ)。長さ。一丈にほぼ同じ。
  • 区(ところ)
  • 年(とせ)
  • 斤(はかり)
  • 張(ひら)。「皮一張(かはひとひら)」
  • 艘(ふな)。「船一艘(ふねひとふな)」
  • 尋(ひろ)。深さ、長さを言ふ。「千尋の海」
  • 匹、連、端(むら)。布二反を巻きたるを言ふ。
  • 度(より)。「たび」に同じ。「三度(みより)」
  • 絛(をち)。「十七絛(とをちあまりななをち)の憲法」

日本紀の訓みはべちのからぶみよみに似ず、ものの数もやまとことばにて訓む。ほかもなべてのにことなること多かると。

  • 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』
  • 『岩波古語辞典』(ISBN 4-00-080073-6

両親
かぞいろは、ちちはは
父親
ちち
母親
はは、いろは
同母兄
いろえ
同母兄弟
いろせ。妹→兄、姉→弟
同母弟妹
いろど。兄→弟、姉→妹
同母妹
いろも。兄→妹
あに
あね
弟妹
おとうと、兄→弟・姉→妹。かみつよ: いも、兄→妹、せ、姉→弟
姉妹
いもうと。兄弟→姉妹
兄弟
せうと。姉妹→兄弟

接辭

  • け-。「けうとし」「けおとる」
  • お-、おほん-(←おほみ)
  • す-。「すなほ」
  • を-。「をぐし」「をぐらき」
  • こ-。「小舎人」「こはぎ」「小柴垣」「こだかく」
  • うひ-。「うひかうぶり」「うひたつ」
  • にひ-。「にひたまくら」
  • はつ-。「はつはな」「はつね」
  • なま-。「なま受領」「なまわづらはし」「なまかたほ」
  • えせ-。「えせ受領」「えせさいはひ」
  • ひが-。「ひがかぞへ」「ひがいらへ」
  • -ら。「われら」
  • -ども。「草紙ども」「家ども」
  • -たち。「みこたち」「おとどたち」
  • -ばら。「宮ばら」「法師ばら」
  • -つ、-ち、-り、-たり、か、づつ。序数詞
  • -み。「速み」
  • -さ。「久しさ」「あはれさ」「歸るさ」
  • -めかし。「今めかしき」
  • -がまし
  • -めく、-めかす
  • -やぐ。「わかやぐ」
  • -だつ。「屏風几帳だつもの」
  • -ばむ
  • -がる。「あはれがる」
  • -ぶ。「大人ぶ」
  • -げ。「おそろしげ」
  • -やか。「わかやか」
  • 山田孝雄、『平安朝文法史』、宝文館、昭和二十六年